2014-01-01から1年間の記事一覧

二項関係を用いた-1/12の求め方

今まで、式変形、積分表示による-1/12を求めてきたが、関数等式での方法がある。 それに、つけて二項関係を用いた-1/12を求めてみよう。 ここで、k=0とk=1だけを取り出す。 両辺からゼーター(s)を引き、ゼーター(s+1)について解く sをs-1に置き換えて…

ゼーター関数が-1/12になる、積分表示による求め方

この式(ガンマ関数 オイラーが発見する。)を式変形します。 ここでnに1から無限までたせばゼーター関数になる事が分かります。 また、第三式は タウ=ntで変数変換している。みごとである。 つまり ここで解析接続を行う。そしてベルヌイ数に書き換えてや…

1+2+3+4+5+・・・・・・・・=-1/12になる理由

この式は不思議な式です。 私がこの式を初めて見たとき当然答えは、無限だと思いました。 -1/12になるなんて考えられませんでした。 では、どうして-1/12になるのか?見て行きましょう。 の時 になります。これは高校数学で出てきました。 になります。高校…

苦手な数学書を読むコツ

以前は、どうして公理、定義、定理、証明、定義、定理、証明のループ にはまってしまい、投げ出すと言うパターンを繰り返していました。 これは、ブルバギの影響を受けているのです。 これには意味があるのです。ブルバギを紹介している本を読んでみて下さい。…

これまで、コホモロジーを対象にしていましたが、思う事

コホモロジーと層とベクトル束と多様体は繋がっています。 どう繋がっているのか?述べる方法にふたとうりあると思います。 ひとつは、ベクトル束は、層の化身であり、コホモロジーは層係数コホモロジーとして 多様体は、層とベクトル束の貼り付け機能として…

コホモロジーにおける発展的解釈

命題A コホモジー H=Z/Bは、Zの要素のうちBでない集合全体を表す。 これを解説していく Bは同値関係を作るはたらき・性質をもっている。例えば、ホモロジー群の場合は、 境界サイクルである。同値関係は同一視することであり、境界と言う性質を無視する事で…